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■楽しかった想い出をありがとう・・・    [ペットセレモネッタ]


 ◆のら猫から娘になったカーコちゃん   

 我が家のペット自慢にご登場頂いた「カーコちゃん」のご主人から、娘のこと、命の尊さなど、こんなメモリアル・メッセージをお寄せ頂きました。

<エピソード>カゴの中に入って寝るのが大好きなネコちゃん。 名前は、かこさまにちなんで・・・。 看護婦さんをしておられた奥様が、突然、神奈川から埼玉の病院へと単身赴任に。 その留守中のご主人のお相手をすることになった?カーコちゃん。 今日も、すっかり家族の一員となった彼女は、ハチ公よろしく帰宅時間の定まらないご主人の帰りを待ち続ける。 姿を見つけるや、どこからともなく飛んできては寝ころんでお腹を出す仕草。 寒い晩には、ご主人の布団にこっそりと入って、ゴロゴロのどを鳴らし朝まで抱きついて寝るおチャめな猫ちゃん。 週に一度の神奈川と埼玉の送り迎えに連れられて・・・

そんな愛らしいペットさんの身に・・・

出会いと別離 春分の日 満月の夜に起こった事故

◎それは母親の生まれ替わり・・・

 出合いというのは、不思議なものです。 私の母が妻の勤める病院で亡くなったのがバレンタインの日でした。 その3回忌の晩の事なのです。 ひょっこりと裏庭に現れた可愛い子猫、それがカーコとの出合いでした。 子宝に恵まれず、ペットなど飼ったことのない私たちでしたが、何故か余りにも可愛い子猫で、人なつこさからなんとなく飼うことになったのです。  それから、丁度10年・・・ 

 この間、家内の転勤の話もあり、癒しのペット等と言われますが、クルマの下や草木の根本で帰りを待つ姿、歩調を合わせて足を止めて振り返る仕草が可愛くて、すっかり家族の一員になっておりました。 赴任当時は、深夜妻を神奈川から埼玉の寮へ送りその帰り道、クルマのワイパーが雨を拭うのを見て、何故か目に溢れるものがあったこともありました。 家までは二時間、そんなときいつも私の胸に抱きついていたのがこの猫なのです。
 それがこの数年、私たちをとりまく環境も随分と変わりました。 今は家内も看護職を辞め、住んでいる回りの環境も変わり、カーコが最後に生んだ子猫たちとの毎日になりました。 
 
◎会うは別れの始まり・・・

 その日はとても穏やかな春の日でした。 この祝日はお墓参りに行くご家庭も多く、朝一番で墓参りに行く事を決め、それから箱根の温泉にでも行こうという事になったのです。 父親の後を追うように逝った母親、そんな両親の墓前にまず挨拶してから・・・。 しかし何故か、その日に限って朝から気が重かったのを覚えています。
 「ここ数日、カーコの様子変じゃない? カーコも連れてくれば良かったかな・・・」
 結局、たまには息抜きをしようということで二人で温泉に行くことになりました。 安全運転に心がけ、「無事に帰る」そんな話になったのでした。


◎家の前で待っていたカーコちゃん
 
 私共の家は、山林を開発して作った造成地で、抜け道の無い、家の前の道もタヌキが出没する様な静かな住宅地でした。 ところが最近、山林開発が進められ、高速道路ICの建設にも絡む道路としてこの道も再整備されたのでした。 交通量も日に2000台は超すこともあり、かっての地域の利用者だけの道路ではなくなっていたのです。
 その日帰宅したのは、夜9時前の事でした。
 「カーコ、また家の前で待っているんじゃないの、事故に合わなければ・・・」

 そんなやさきのことでした。 家の前の道で横たえている猫の姿が見えたのです。 「アッ!」 クルマを降りて近づいてみると、道路にこすりつけられたカーコの毛以外、すべてが綺麗な寝姿でした。 まだぬくもりのある体、一時間前に鳴ったあまりにも不要な携帯電話、すべてが、待ち続けていた娘の無言の「おかえりなさい」でした。
 「もう一時間早ければ、死なさずに済んだのに・・・身代わりなったの・・・」 
 全てが現実でした。 カーコは、二度と振り向くことはありませんでした
   

命の尊さを教えてくれたカーコちゃん 自己の都合で飼っていたベット事情

 "・・・犬とか猫とか人間であるとか、そういう事ではなく、生きとしいけるもの全てが何一つ無駄なものというのは無いのではないでしょうか。 この自然に存在するモノ全てが、そうなんだと思うのです。 人は一人では生きていけないし、人は自然に生かされているのだという事をもっと謙虚に受け止めるべきだと、教えてくれた様な気がするのです。 

 この道路一つ隔てた処に小学校があるのです。 老人や子供を守る行政の判断を批判するつもりはありません。 ただ安全を考えたという道路再整備も、人の欲望を拡大することが出来るクルマに、心のブレーキも効かない、もしそんな状況があったとすれば・・・。 運転車が最低限のルールとマナーさえ守っていれば、カーコは死なずに済んだかも知れないのです。

 年間多くの人が交通事故で怪我をし尊い命が失われています。 ハンドルを握る私でさえ、ツイということがあるのです。 何もクルマや機械が、危害をもたらす為に作り出されたものでもありません。 ハンドルを握る人の心にこそ問題があるのでしょう。 子供の命があまりにも簡単に阻害され、心を救うためにある筈の宗教でさえ問題視される昨今、私たち現代人は、もしかして心のブレーキが故障しているのではないかと思うことさえあるのです。

 絶対なとどというものもありません。 好きとか嫌いだとか、私達が勝手に決めていることではないでしょうか。 私たち人間が何かをする、それは同時に責任をともなう、そう思っております。

 21世紀は、事前に予知できる時代なのかも知れません。 何かを感じたら、拘らない、ペットだって、自分の都合で飼うのではない・・・最近、あらためてそんなことを考えています。 "


楽しかった想い出をありがとう・・・ 拝復

 この世に何かを残せたカーコちゃんの一生は決して無駄なものではありませんでした。 とても悲しい出来事ですが、これだけは言えるのではないか、と思うのです。

 「愛と憎しみ」、「男と女」、「生と死」・・・、この世はすへでこんなふうに陽と陰で出来ています。 そのどちらかを否定することは、どちらも存在しないということに他なりません。 そして人は、”病気や事故に合うため”や”不幸になるため”にこの世に生を受けたのではありません。 これは人に限らず、ペットさんにだって同じことが言えるのではないでしょうか。

 かって、ガラスボードに「般若心経」を彫って欲しいというご依頼を頂いた事があります。  
 このお経は、辛いとか幸せだとかは、全て人の念が決めていることであって、偏らない心、おごらない心、執着しないこと、ものや時間の本質、根元を諭しているお経だと聞いた事があります。

 ニュースページでもご紹介しました郡司さんと盲導犬ベルナの関係を思い起こしました。 盲導犬としての使命をもってこの世に生まれてきたベルナちゃん。 老化とガンという病におかされながらも、その使命をなしとげ、精も根も尽き果てて13年という命を閉じました。 それもすべて「愛して貰いたい」という娘(犬)の一生でもありました。 そんなベルナの小さな願いに応えた郡司さんにとって、2000年はご主人とベルナの7回忌という年でもありました。


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ペットにだって何時かは訪れる永遠の眠り 安らかに、そしてありがとうを墓石に刻みます

出来れば家のペットも霊園で静かに眠って欲しい・・・ 

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